私がメンロ・セキュリティに入社した理由

メンロ・セキュリティのCISOという新しい職務に就くにあたり、自己紹介と私がメンロに入社した理由、そしてメンロのお客様がユーザーとネットワークを確実に保護するために私がどのような支援を行おうとしているのかについてお伝えしたいと思います。メンロのCISOとして、私には社内のサイバーセキュリティに関するガイダンスとポリシーに関するインサイトを会社とお客様の両方に提供していく責任があります。また、会社のリスクとセキュリティ上の露出を減らすことにも注力しています。

まず、私自身について少しご紹介します。メンロ・セキュリティに入社する前は、プリペイドギフトカードと決済業界における数十億ドル規模のグローバルFinTechリーダーであるBlackHawk NetworkでCISOを務め、セキュリティ、リスク、コンプライアンスを担当するグローバルチームを管理していました。また、ベンチャーキャピタルから支援を受けたグローバルSaaS企業であるGuidebook社では、セキュリティとITの責任者を務め、セキュリティプログラムを構築し監督しました。それ以前にも、フォーチュン100社のいくつかの企業でセキュリティ関連の職務を経験しています。また、Mandiant社と米国連邦準備制度理事会（FRB）では、注目を集めた大規模な侵害の緩和に携わったり、グローバルに活躍する攻撃者に対処したりして、実地での経験を積んできました。

私の哲学は、セキュリティの実装、導入展開、管理は簡単でなければならないという信念が基になっています。セキュリティがユーザーエクスペリエンスを妨げてはなりません。そしてそれが、私がメンロに入社した理由なのです。メンロが提供する製品は、特許取得済みのIsolation Core™ 技術を活用して、企業がより効果的に脅威を管理して対応することを可能にします。企業が脅威の侵入を防ぐことができるようにすることで、それを実現するのです。しかもこれは、簡単に導入して管理することができます。私はこれがゲームチェンジャーになると信じています。メンロのお客様を何社か見てみれば、それがわかります。

リモートワークやハイブリッドワーク、そしてデジタルトランスフォーメーションの時代において、技術は単なるビジネスのサポートではなく、複数のローカルデータセンター、リモートのクラウドアプリケーション、サプライチェーン、リモートのお客様、そしてそれらの間のすべての接続を相互に結びつけるビジネスの基盤となります。適切なセキュリティ体制が整えられなければ、このような環境は攻撃に対して脆弱になってしまいます。現在私たちが目にしているあらゆる攻撃について考えてみて下さい。

今日、ほとんどの仕事はブラウザー上で行われています。企業はWebベースの脅威がユーザーに到達するのを防ぎ、組織の生産性を保護するソリューションを必要としています。セキュリティのせいでユーザーエクスペリエンスや生産性が低下するようなことがあってはなりませんが、私のこれまでの経験から言えることは、多くの企業がセキュリティを実現するためには生産性やユーザーエクスペリエンスを犠牲にしなければならないという印象を持ってしまっているということです。私は、そのようなことは無いと思っています。私は、業界の課題だけでなく、お客様それぞれのビジネスが抱える課題を解決できるようなセキュリティプログラムを構築したいと考えています。メンロ・セキュリティは革新的で他社とは差別化されたアプローチを提供しており、現代のビジネスのために安全を確保します。私はメンロの一員になれたことを嬉しく思います。

では、この時代におけるCISOの役割とは何なのでしょうか? 私は、CISOはビジネスそのものに組み込まれ、ビジネスプロセスと優先順位を詳細に理解しなければならないと考えています。今日のCISOは、技術のエキスパートであるだけでなく、ビジネスのスペシャリストでなければなりません。脅威の状況が拡大し、企業が世界的なパンデミックによってもたらされた新常態に取り組む中で、成功するCISOは技術とビジネスが交わるところで活動しています。 メンロ・セキュリティの最優先事項は、インターネット上のリスクを防ぎ、保護することです。私の優先事項も同じで、メンロとお客様のためにそれを実現できることを楽しみにしています。CISOの役割やセキュリティに関連することについて、皆様のお考えをお聞かせください。dertel@menlosecurity.com までメールをいただければ、この議論を続けることができます。また、今後のブログで取り上げてほしいCISO関連のトピックがあれば、ぜひ教えてください。

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